2012年8月21日火曜日

「社会を変える」を仕事にする

I'll be write in English version!! Please wait for me ;(

どうもどうも、日本語でも英語でも大したことはしゃべっとりません。
似非バイリンガル検定5級のKです。 ・・・どんな?www


本の紹介だと、ちょっと英語だと紹介しにくい。
というのは、紹介したところで書籍そのものは日本語だからなあというのと、私の語学力的に追いつかない部分と。

書籍そのものを紹介するくだりが短くとも、何をそこから学んだかぐらいは英語で書けるといいのかもしれませんねえ。

で、これはいろんな人に、特にもしかしたら音楽系の人ほど、なんて私は思ったので紹介してみます。








いわゆる社会起業家の人の本です。 ほらそこッッ!!!俺には関係ないってブラウザ閉じないのッッ。

著者の駒崎弘樹さんは、ウィキとかを見てみると「社会起業家」とあって、社会の課題を解決しようというところから事業をはじめてらっしゃいます。
で、この駒崎さんのやってるNPO法人「フローレンス」は、病児保育事業、という書き方でいいのかな。を、主な仕事としています。



・・・というのはですよ。

女性が働くようになってもう長いこと経ちますけど、相変わらず
「子供が熱を出してしまって・・・」と言って、やむを得ず仕事を数日休んでいるとクビになった!!とか、そういう、まだまだ女性が働きにくい状況にあると思うんです。
保育園も熱を出している、風邪を引いているお子さんを預かってはくれませんので。。(まあそれは仕方ないというか、当たり前なんでしょう。)

そこで昔なら、近所のなになにオバちゃんが面倒見ててくれたりしたものの、最近ではその地域の結びつきだってなかなか・・・

だったらそのなになにオバちゃん的役をしてくれる人をスタッフとして迎え、
熱を出してしまった子供達を預かってくれるシステムを作ろう!というのが、このNPO法人「フローレンス」の始まりだったようです。


フローレンスの名前のルーツはナイチンゲールのファーストネームだそうです。
ナイチンゲールは昔漫画の伝記を読みましたが、実は病院の召使みたいだった看護婦をプロ集団に変えたという。
このくだりはそれこそこの本を是非読んで下さい。私はこのあとナイチンゲールの伝記とかを読んでみたいなあと・・・
彼女もまた革命家だったんですね。天使のような笑顔でうんにゃらだけじゃあ伝記にはまあならないか。笑




ところでNPO法人って

NPOっつーと、学校なんかで非営利組織、って習って、利益を目的としないだの利益を出さないだのというような事だと思っていましたが、
利益を「目的としない」だけで、別に利益出しちゃいけないわけじゃないんだそうで。

・・・そういえばこれはクロスフィールズの小沼さんのブログに書いてあった気がする・・・


なので、収益を出すことを制限されてるわけじゃないんだけれども、まだどうもNPOとかボランティアっていうと、自己犠牲の精神が根強い気がします。

しかし、アメリカとか海外ではそういうNPO法人なんかが盛んに活動してたりして、ホームページ見てみると、トップページに「CEO」とか書いてあったりするわけです。
CEO(最高取締役)ってなんじゃい!企業じゃんw みたいな。

結局NPOなんかも、ドラッガーとかじゃないけど、マネジメントの知恵を使って、ちゃんと自分たちの足で仕事を出来るようにしてるわけです。


でもやはり、今やってる月9じゃないですが、新しいことをやろうとすると当然叩かれたりするわけで。
(月9でもそんなくだりがあった)

それでもやはり、彼の起こした事業で救われる人がたくさんいて。

特に最近、やっぱり女性の社会進出って進んでいるような気もするけど、それは一部だけの話であって、
こういう病児保育であるとかが一般化はしていないから、知る前に諦めてしまう人なんていうのもたくさんいると思うんですよ。
今までこういうシステム?というかサービスもなかったから、テレビや雑誌なんかで紹介されていないと知る前に諦めてしまう人も多いはずだし。

それは非常にもったいないですよね。

働き方が変わったんだから、システムもそれに伴って変わっていかなければ、結局良い人材を失ってしまって損するのは雇う側です。。
ていうか、それじゃあ誰も得をしない気がするんです。



ちょっとこの話に興味を持たれた方は是非読んでみて下さい。
え? 難しそうって? 実際、そんなことないんですよ。すごいわかりやすい、お前はブロガーかwというような口調で書いてるので、読みやすいですよ。
ちなみに今日ちょいちょい文字が大きくなってたりするのは、この本でも同じ手法が取られているので真似してみました;)


無関心のくせに依存する。そうはなりたくないなあ・・・って思うけど私もその一人かもしれません・・・

ぐぇっ!って突き刺さる言葉が結構あったりします。
ちなみにちなみに文庫版もあります。(下のリンク) 気になる方は、是非どうぞ。




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